校長ブログ

　今日は吹奏楽部についてご紹介いたします。現在4年生から6年生までの23名が所属し、火曜日の放課後と土曜日の午前中に練習しています。なんと23名中男の子が9名在籍し、賑やかに頑張っています。今年は「Vivac」…音楽用語で「活発に、生き生きと」という意味…という目標のもと、他学年の仲間と楽しく活動しています。本校の音楽発表会や私立小学校連合音楽会での発表のほか、吹奏楽部では運動会で披露する‟マーチング演奏”に取り組んでいます。ステップ練習からはじめ、さまざまな隊形移動に挑戦。演奏だけではなく、仲間と動きを合わせたり、隣との間隔を意識したり、様々なことに気を配りながら動かなければなりません。でも部員みんなで協力し合いながら練習を進め、マーチングが完成した時には大きな達成感と喜びに包まれます。今年度のマーチング練習ももうすぐ開始予定。是非運動会にも足をお運びいただき、子どもたちの演奏をお楽しみください。

　部員の活動の様子を指導している松村先生に聞きました。「入部すると様々な楽器を体験していきます。ほとんどの子どもが管楽器初心者です。吹き方が難しい…なかなか音が鳴らない…などいろいろな壁を乗り越えながら、一人ひとりのペースで楽器の上達を目指しています。新しい曲が配られるとすぐに譜読みに取りかかります。『ここはどのパートが演奏しているのかな』『リズムを揃えてみよう』などと問いかけながら曲を完成させていきます。以前に、発音に苦戦している4年生がいました。いろいろアドバイスしますが、なかなか発音できません。それでもめげずに練習を続け、ようやく苦戦していた音が出せた瞬間がありました。その子は嬉しくてガッツポーズ！まわりで日々練習を聴いていた部員たち全員が拍手を送ったのです。『やったー！』『鳴ったやん！』と口々に声をかけました。その光景に胸が熱くなりました。」いい話ですね。そして部として目指していることを聞きました。「子どもたちはまっすぐで一生懸命。何よりも音楽が大好きです。吹奏楽部の部室にはいつも音楽の話が溢れています。自分の音色としっかりと向き合うこと。まわりの音によく耳を澄まし共にハーモニーをつくりあげることを目指しています。部員一人ひとりが自分の役割を見つけて仲間と合奏することを楽しんでほしいですね。」

　沢山の子どもたちに入部してほしいと願っています。