校長ブログ
2026年01月30日
「人のために祈る」ことを大切に
今朝はロザリオの祈りがあり、聖堂に子どもたちが集まって祈りました。「人のために祈る」という行為は、人間の歴史ではどのくらい遡れるのでしょう。イラクのシャニダール洞窟では埋葬されたネアンデルタール人の遺体から花の花粉が見つかりました。死者に花を供えて悼んだのでは、と有名になりましたが、最近では蜂が花粉を運び込んだという説もあるようで定かではありません。けれども人々がこの場所で死者を大切に葬ったことは事実でしょう。何らかの宗教を持つ人は、現在世界で88%にのぼるとも言われているように、「人のために祈る」ことはとても人間らしい行為だと思います。
本校では朝の始業の瞑想や祈りに始まり、食前・食後に祈り、1日の学校生活の終わりにも祈ります。一人で祈ることも大事ですが、私は「友だちと一緒に祈る体験」がさらに大切だと思います。今月は「ベルナデッタ月」としてフランス・ルルドで聖母マリアに出会ったベルナデッタを祈念する実践をしていますが、その中の一つとして「全校のお友だちと祈るお祈りを作ろう」に取り組みました。そして各学年の代表として選ばれたお祈りを「共同祈願」として放送で流し全校で祈っています。その中のお祈りをいくつかご紹介します。
『きのう ともだちと きょうゆうのじかんとひるやすみに あそべたよ。ありがとう。けんかしないように みまもってください。』(1年)
『世界中のまずしい人や苦しい人、思い病気を持っている人、家族や友だちが死んでしまった人、相手にされずひとりぼっちの人たちが、元気で明るく平和に過ごせますように』(3年)
『今日もたくさん笑って仲良くみんなと遊ぶことが出来ますように。』(3年)
『言葉や行動に責任をもち、どんなことにも感謝の心をもって、仲間や友だちと協力して困難を乗り越えられるよう、神様お守りください。』(5年)
この「人のために祈る」ことを身につけることも本校の大切な使命だと思います。