5月20日(月)全校朝礼より

今日は「図書室」と「読書」の話をします。

「図書室」の工事を夏休みにして、9月には完成する予定です。

これが完成図です。手前が廊下です。新しい本箱が入ります。今、使っている本箱もお手入れをして使います。絨毯もありますね。机と椅子は後ろの方にありますね。みんなにたくさんの本を読んでほしいから、本を読みやすい環境を整えます。読書するとどんな良いことがありますか。先生は、深く考える力がつくと思います。

先生は、自分が感動した絵本・心が温かくなった本のうち今日は2冊紹介します。

1冊目は「ムーミンのたからもの」

ある日、ムーミンはひとりで考えていました。
ママはハンドバッグ、パパは立派な帽子。
スナフキンはハーモニカを持ってるし・・・・・みんな特別な自分だけのたからものを持っている。
でも、自分にはなにもない・・・。

ムーミンは、考えれば考えるほど悲しくなり、一大決心をして自分だけのたからものを探しに行きました。たくさんの素敵なたからものを次から次へと見つけるのですが、「でも・・・これは、ママに、パパに、スナフキンに、ミーに・・・・・・に」と、両手に抱えられないほどのみんなへのたからものを見つけたけれど、自分だけのたからものは見つけられず、夢中になって探し続けたのでとうとう道に迷ってしまいました。
でも、心配してみんなが迎えに来てくれました。
みんなへのたからものを見たママは、ぎゅっとムーミンを抱き寄せて、「ムーミン、あなたがもっているたからものは 目に見えない けど ここにあるわ。ママにはちゃあんとわかりますよ。それはね、自分のことだけじゃなくて、みんなのことを考えられる心。 あなたは それをもっているわ。」

ママの言葉は素敵な言葉です!だからこのお話が好きなんです!

「みんなももってる。じぶんだけの たからもの」 大切なものは目には見えない。

みんなにとってたからものは何ですか。帰ってから、家族の人にも「たからものは何?」と聞いてみるのもいいですね。

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