校長ブログ

BLOG

2023年01月19日

物を大切に使い続けること

休み時間に遊んでいた6年生に、「入学してから6年間使ってきた物で、特に愛着がわき、大事に大事にと思っている物は何ですか。」と理由と共に聞きました。

すると、1番多かったのがランドセルでした。理由は、ランドセルは輝いている。初めてランドセルを背負った時は嬉しかった。高貴なイメージがする。学年が上がるにつれて、やわらかくなってきて自分の体になじみ愛着がある。登下校の時にいつも持っていた。重い日も、暑い日もずっと背負っていた。」

次は「筆箱」でした。

1年生の時は、筆箱の蓋を開けるたびにわくわくした。だんだん古くなってくるけれど、使ってる感がありいい。お母さんと一緒に選んだ。私はオレンジが良かったけれど、お母さんがピンクがいいといったのでピンクになってしまった・・・

卒業の時に表彰されると聞いている。

そして、「補助鞄」。

色あせてきているけれど、ずっと一緒に登校。ほつれたところはお母さんに直してもらった。

保護者の方に「筆箱」購入のことで話を聞く機会がありました。

6年間、物を大切に使うことを教えるために、一緒にデパートに買いに行き値段を見せて「おじいちゃんとおばあちゃんからもらったお祝いのお金で買うよ。大切にしてね。」と話した。小学校に入学することを親だけでなく他にも喜んでくれる人たちがいることや、お金の大切さを知る勉強にもなったことをお聞きしました。

卒業するときに、6年間使い込んだ持ち物1つ1つに、思い出がつまっていると思います。

物を大切にする心は、人を大切にする心も育みます。