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2018年12月5日
「香里ヌヴェールの挑戦」(第8回)
「香里ヌヴェールの挑戦」(第8回)
皆さま、こんにちは。
今週もブログにお付き合いいただき、ありがとうございます。
このブログを書いている日には、3つの説明会が行われました。
中学受験対象、高校受験対象、教員採用説明会です。
今週は小学校受験対象説明会も開催されました。
多くのお客様をお迎えして、本学の教育を知っていただく大事なイベントです。
香里との出会いがあり、自分に課された大きな役割が、
この種のイベントのプロデュースでした。
その際の留意点がいくつかあります。
・お客様が聞きたいと思っているお話をして足を運んで良かったと感じていただけること。
・教育内容の中から訴えたいことを抽出して編集すること。
・なるべく多くの先生に話をしてもらうこと。その際、年齢や立場で制限を加えないこと。
・生徒たちも教育活動に支障がない限りはなるべく積極的に登場してもらうこと。
上記のことをまず企画段階できっちりと追求しました。
特に登壇する先生たちのcastingには気を遣いました。
2つのポイントがあります。
先生たちは真面目な方々です。話をするならしっかりと内容を理解しようとします。
新しく打ち出した21世紀型教育を理解してもらう大きなチャンスになるのです。
もう1つは、先生たちのキャラクターに触れて、なるべくいいところを引き出すことも出来ると思いました。
説明会の企画を立てて、多くの教職員の方々と対話を重ねて、
いつの間にか皆さまとも仲良くなっていくことが出来ました。
けっこう内容にはこだわって、リハーサルを何度もダメ出ししながら繰り返す日々でした。
こんなことが出来たのは、
やはり心優しい聖母人の皆さまのお力だったと今振り返ると痛感しております。
さて、説明会の話でこだわったのは、
聞く側がわかりやすく、そして気持ちが動くことです。
帰りに学校を出る時に、
ちょっとホッとして、未来に向けて一筋の光明がみえる感じがすれば、言うことありません。
多くの学校説明会を見てきましたが、
とても抽象的でつまらないものが多く、一方的な話が多いと感じていました。
『相手の立場に立って、自分たちの話をメタ的に考える』
実は、これは21世紀型教育の根幹となるPBLの作法としてとても大事なところなのです。
説明会のプロデュースがそのまま、21世紀型教育の研修になる、
そして21世紀型教育が関西に広がっていく。
まさにまさに、PBLですね。
このスピリット、二年間でずいぶん現場には根付いてきました。
今日の説明会も基本お任せしてましたが、とてもいい雰囲気だったと感じました。
・・・「香里ヌヴェールの挑戦」(第9回)に続く
「香里ヌヴェールの挑戦」(第7回)はこちら


