校長ブログ

今日は学校法人の創立記念日でした。１９２３年の創立ですので、子供達には「学校の１０１回目のお誕生日だよ」と紹介しました。クラレチアン会のフリオ神父様にお越し戴き、全校児童が参加して記念のごミサをお捧げしました。１年生にとっては初めての体験。「この学校を創ってくださったシスター達にありがとうの気持ちでお祈りしましょう！」神父様の明るい笑顔と呼びかけに、子供達も元気に応答し大きな声で聖歌を歌いました。フランスのヌヴェールで静かな修道院での生活をしていたシスター方にとって、日本という国がどこにあり、どんな国なのかもほとんどわからない時代でした。けれども、細川ガラシャや高山右近、そして大変な迫害にもめげずに信仰を守り抜いた農民達が生きた国ということで、何と２００人ものシスターが日本行きを志願されたそうです。そして選ばれし７人のシスター方を支えた活動資金は全てフランスの名もない農民の方々から託された寄付でした。「香里の土地にはその農民の方々の汗と祈りがしみ込んでいることを忘れないでください。」以前、指導に来てくださった神父様の言葉を忘れてはならないと思います。