校長ブログ
2024年11月22日
嬉しいお便り
昨日、嬉しいおハガキが学校に届きました。児童の皆さんには朝の放送で伝えました。
『はじめまして。突然おたよりを差し上げる失礼をお許しください。本日(11/19)7:30頃、香里園駅から貴校への途上で高齢の男性が転倒し、アゴから出血されました。その際、登校途中の貴校の男子児童おふたりが躊躇なく駆け寄られました。周囲の児童の皆さんもからかったりすることもなく、心配そうに見守っておられました。貴校の児童の皆さんにとっては当然のことで、何を驚いているの?と言われるかもしれませんが、とても気持ちの良いできごとでした。私も駆け寄りましたが、貴校のおふたりの行動がなければ遠巻きにしていたかも…恥ずかしい限りです。その男性は私と同じ方向に向かわれたのでこっそり後をつけ、無事ご自宅へ帰られたのを見届けました。ありがとうございます。』
「このほっこりする温かいお話を、ぜひ学校の先生方にも伝えよう」と思ってハガキを送ってくださったこの方へも、私たちは感謝の気持ちでいっぱいです。
「困っている人がいたら躊躇することなく駆け寄り…」この光景は、教室の中でもよく見られますし、担任の先生方からも聞いています。
給食をこぼした子がいても先生が拭いたりしません。すぐに周りの子供たちが駆け寄り、声をかけ励まし、雑巾を持ってきてくれる。その姿を担任の先生方は微笑ましくじっと見ています。どの子がどんな声掛けをするのか。状況を判断し、今何をしたらいいか考え行動に移せるか。
教室で泣いている子がいます。「どうしたの?大丈夫?」「どうする?先生に言う?」子供たちが話し合います。担任の先生はその様子をじっと見守ります。
昨日私はあるクラスの朝の会に行きました。小学校の朝の会…教室は初めてでドキドキ(情けない…)。「えっと、読書してモジュールは英語の動画はこれで、連絡帳は?お祈りは?」色々考えながら教室に入りましたら、クラスのみんながぜ~んぶ教えてくれました。「先生、大丈夫だよ!」なんて温かい教室でしょう。
こんな行動が学外でも…。私たち大人の方が見習わなければいけないなぁと考えさせられました。
先日朝の虹、見られましたか? 登校してきた子供たちが「先生、見て見て。きれいー。」と教えてくれました。
もう一枚は、駅送りから戻った時、あまりにもきれいな夕日だったので思わずシャッターを。朝も昼も夕方も、どこをとってもシャッターチャンスがいっぱいです。







