校長ブログ
2025年05月29日
合唱団の活動をご紹介します
朝正門で、3年生の女の子が「先生、私梶田先生に合唱団に誘ってもらった。今日見学に行ってみようと思ってる。」と嬉しそうに話してくれました。梶田先生に聞くと、音楽の時間にいい声で朗々と歌っていたので、合唱、やってみない?と声をかけたようです。これからも入部者が増えて一生音楽が大好きな子どもが生まれると嬉しいです。
今日は、先日の学校説明会でも美しいハーモニーを発表した合唱団の活動について少しご紹介します。現在3年生から6年生までの21人が所属していて、火曜日の放課後と水曜日・木曜日の朝に練習しています。21人中7人が男の子というのもヌヴェールらしいと思います。本校の音楽発表会をはじめ、私立小学校連合会の音楽会で発表するほか、12月のクリスマスセアンスでは中心となって歌ってくれています。いつも感じるのですが、どこの小学校の合唱団よりも、子どもたちが歌を楽しんで歌っていることが発表から伝わってきます。これが本校の自慢であり何より素晴らしいことだと思っています。
そんな合唱団が最近取り組んだ活動をご紹介しましょう。作曲家の弓削田健介さんが、能登半島地震や奥能登豪雨で被災した児童生徒のメッセージをもとに作られた歌「フェニックス」を通じて、被災地をはじめとする全ての復興・再生に向けて頑張る人々に勇気と希望を届けるプロジェクトを立ち上げられました。合唱団では、「歌うことで何かに繋がれば、誰かの力になれたら」と、本校の聖堂でこの歌を歌った動画を送りました。やがて弓削田さんのもとには北海道から宮崎までの30団体から動画が集まりました。それを弓削田さんが繋ぎあわされ30団体での合唱の動画が完成しました。そして去る5月14日。輪島高校でおこなわれたキックオフイベントにおいて、その動画に合わせて、なんと輪島の小学生、高校生290名が一緒に歌ってくれたそうです。気持ちがしんどくて声がなかなか出なかった方たちも、この動画に力をもらって歌えたという嬉しい報告を戴きました。小さなことでも、自分ができることを精一杯すれば、創立者の願った「人々の心を結ぶ平和の天使」になれると、子どもたちにとっても貴重な体験となったようです。このイベントは地元の新聞や5つのテレビ局もとりあげられたそうです。また、つなぎあわさった動画は、Youtubeにて配信されています。是非、本校の合唱団での取り組みをご覧いただければと思います。
Youtube
①能登へのメッセージ
https://youtu.be/u9DNKf2laTQ?si=WSPiUZVAkxFqGRCY
②能登と全国がつながる「フェニックス・キャラバン・プロジェクト」第一弾(合唱曲フェニックス)
https://youtu.be/e3obVwhsBZM
ほんの少しだけ、弓削田先生のバックに流れているテレビ金沢の動画
☆テレビ金沢(日本テレビ系列)【NEWS 動画あり】
https://news.ntv.co.jp/n/ktk/category/society/ktde95ffa4d64941bdaad99e1937649322