校長ブログ
2025年12月22日
「サンタのトナカイは雄?」
子どもたちは24日を目前にし、「クリスマスプレゼントは何々がいい」、「サンタは何時にプレゼントを持ってくるの?先生見たことある?」、「起きていても来る?」などの会話であふれています。学内では、自分の力を人のために使い「ぼくたちわたしたちがサンタになろう!」と「きくこと」、「ほほえむこと」、「ゆるすこと」、「かんしゃすること」、「ほめること」、「いのること」、「しんらいすること」の7つのプレゼントを周りの人に贈る取り組みもしてきました。ご家庭でも「サンタ」からプレゼントだけでなく、お子様が「サンタ」としてどんな力を使ってプレゼントをしたのかぜひ聞いてあげてください。
また、本日は子どもたちが楽しみにしていたクリスマスセアンスを午前の部(児童)は林神父様、午後の部(保護者と保育園児招待)は梅﨑神父様、シスター宰川をお招きして開催しました。奉仕隊、合唱団、トーンチャイムクラブ、天使役の2年生たち合わせて総勢約60名も見事に役割を演じてくれました。今年も本当にいいクリスマスセアンスでした。
さて、クリスマスも近い二十数年前の待降節のある日のことです。私が京都聖母学院小学校にいたとき、「サンタのトナカイは雄か雌か」で子どもたちと盛り上がりました。最初は「角があるから雄」が多数派でした。私が「日本の鹿は雄にだけ角があるけど、トナカイは雄雌ともに角があるよ」というと「じゃ雌にする」、「雄と雌が半分ずつ」という根拠のない答えも出てきて予想通り収拾がつきませんでした。実はクリスマスという「季節の関係」でサンタのトナカイは「雌」が正解になります。
トナカイは秋に繁殖期を迎えます。繁殖期が終わる秋~初冬までに「雄」は角が落ち、子育てをする「雌」は翌年の春まで落ちません。よって、この季節に角があるのは生物学的には「雌」だけになります。ちなみに、「雌」は角を子育て中に雪に埋もれているエサを掘って探せる「便利な道具」にするようです。今年はそういった想いでもサンタのトナカイを見ていただければ幸いです。
なお、日本の鹿の角は春に落ちます。身体の成長に合わせて生え変わる自然現象で、繁殖期が影響するトナカイとは少し事情が違うようです。