校長ブログ
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2023年06月3日
学校法人聖母女学院 創立100周年記念ミサ
ヌヴェール愛徳修道会のシスター方をはじめ、聖母女学院に関わるたくさんの方々が伏見教会に集いました。
司式はカトリック京都
マタイによる福音が読まれました。
「あなたがたは地の塩である。だが塩に塩気がなくなれば、その塩は何によって塩味がつけられよう。升
もはや、何の役にも立たず、外に投げ捨てられ、人々に踏みつけられるだけである。
あなた方は世の光である。山の上にある町は、隠れることができない。また、ともし火をともして升の下に置くものは
いない。燭台の上に置く。そうすれば、家のなかのものすべてを照らすのである。そのように、あなたがたの光を人々の前に輝かしなさい。人々が、あなたがたの立派な行いを見て、あなたがたの天の父をあがめるようになるためである。」
司教様は、聖母女学院が100周年を迎えたのは存在意義があり、「地の塩、世の光の使命」をどのように果たしてきたのか。
命令されたのではなく、創立当初からすでに「地の塩、世の光」をもっておられた。
塩のイメージは調味料や防腐剤。神様と人間を結ぶシンボルとして塩がある。腐敗を防ぎ、世の中に味をつける。
ひたすら頂くものである。聖母の教育をとおして、卒業生は愛の気持ちをもった人間に、世を照らす光、忍耐強い精神を
もつ人に…。塩と光は神様からいただいた使命の原動力とお話をしてくださいました。
この福音箇所は、必ず卒業式の最後に読みます。
長い間コロナでごミサに授かる機会がありませんでしたが、100年の節目にみなさんと祈ることができ、感謝の気持ちでいっぱいになりました。



