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2021年09月9日

【5年国語】古典芸能の世界 落語

海とかけて牛丼と解く。その心は…!「どちらも、なみ(波・並)があります。」だじゃれや人まねなど、誰もがくすっとなる親しみやすい笑いの文化。その中でも、落語は、江戸時代あたりから庶民に親しまれ、今もなお引き継がれている芸能です。小道具として、扇子や手ぬぐいで様々な感情や動作を表現し、一人で瞬時に何人もの登場人物に切り替わります。

オンライン授業なので落語動画を一斉配信で見るよりも、寄席LIVEの方がいいなと思い、落語家見倣いのお二方をお招きして、落語を披露していただきました。香里亭竹蔵さん・松蔵さんです。竹蔵さんには、扇子と手ぬぐいを使った表現クイズを、松蔵さんには、有名な「初天神」というお話をしていただきました。「あれ?」そうです。落語家さんのお名前で、すでにお気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、実は、学年の先生方が落語家に扮し、実演に挑戦したのです。

「初天神」の動画を探してみると、有名な落語家の方々の初天神はもちろんのこと、芸能人の方か「初天神」の話に挑戦する動画もありました。5年生のみなさんの中には、お話をするのが好きな人もいると思います。先生たちのように、挑戦してみたら上手にみんなを楽しませてくれそうな人がいるだろうなあと想像しています。自分の落語で、くすっと人を笑わせることができたら、笑わせたほうも笑わされたほうも、やわらかな明るい気もちになれますね。

1学期には古典文学について調べ、平家物語や枕草子、源氏物語など、多くの古典に親しみました。2学期もまた、古典芸能である、歌舞伎や狂言・能、講座に日本舞踊、そして落語など…引き継がれている日本の古典芸能の数々に、楽しんで興味をもってほしいなと思います。