校長ブログ

BLOG

2023年09月28日

大西神父様が宗教の授業と職員研修をしてくださいました

今日は、カトリック広島教区の大西勇史神父様が6年生の宗教の授業をしてくださいました。神父様は、「あなたがいないとこの授業は成立しません。聞いている人が大事です。一人ずつ名前を言って好きなことを何でもいいから言ってください。」とおっしゃいました。神父様は、聖堂の中を動き回りながら子ども達一人ひとりの話を丁寧に聞いてくださいました。そうすると子どもたちも安心して話を聞いたり発表したり、笑い声と拍手が広がっていきました。次に、「自分に自信がある人、自分に自信がない人」「自分が好きな人、自分が嫌いな人」と質問されました。子ども達は挙手するのを戸惑うのではないかと思ったのですが、全く違い1年生の時のようにピント指先を伸ばして自分の思う方に堂々と挙手していました。今自信がなくても、どこで乗り越えるか、究極、少しの不安をどうやって乗り越えるか、それは神様しかない。神様が大好きだと言ってくれている。笑われてもいい。思い出すか思い出さないか、気づくか気づかないか、せっかく神様に出会ったんだから、この方は自分をおしてくださる。人がそんなお前はだめだと言っても、神様はみんなが最高傑作!例えば、図工があまり上手じゃなくても結構大事。時間をかけて作った。何かを作る、作った側は大事にする。作るには理由がある。例えば、筆箱をなぜ作るのか?答えは必要だから。あったらいいなと何かが存在する。神様とお父さん、お母さんが望まないとあなたは存在しない。あなたは神様にすごく愛されている。望まれて生まれてきた。苦しくなったら、「望まれて生まれてきた」ということを思い出してほしい。「神様はずっと愛を降り注いでいる!」授業が終わった後、聖堂から廊下に出た子どもが「あー楽しかった!」と言ってました。私も!

大西神父様、ありがとうございました。