校長ブログ

　今日は失敗談です。朝、正門で挨拶した子どもが「校長先生、ペットボトルを販売機で買いたいのですが…。」と話しかけてきました。蒸し暑いなか、水筒を忘れたのかな？と思い、「いいよ。」と答えると、その子どもは正門近くの販売機で水を買いに行きました。ところが問題はその後に起こりました。後から来た同級生がその子どもに「えっ？自分で買ったらあかんやろ。」と声をかけたらしいのです。「だって校長先生がいいって言わはったもん。」と反論する声が聞こえます。桜並木で揉めている二人のところに慌てて駆け寄りました。「まあまあ。これは先生がいいよって言ったから…。」とその場はおさめたものの、良かったのかな？と不安な気持ちでいっぱいでした。その後職員室で島袋副校長から「先生、今朝、販売機で買うのを許可したでしょ？ダメですよ。」と言われてしまいました。どうやらペットボトルを手に登校してきた子どもに声をかけて話を聞いた先生がいたようです。本校のルールでは、「どうしても必要な時には担任の先生に言う」ことになっていて、自分では買えないことになっていたのです。買って先生に注意を受けた子どもにも、注意してくれた子どもにも申し訳ないことをしました。校長が決まっているルールをわかっていなかったのです。情けないです。「決められたルールはきちんと守る」力を育てるためにも、反省しきりの朝でした。

　明日は教員研修会で家庭学習日。そして24日は学校説明会です。沢山の方々に頑張っている子どもたちの姿を見て戴きたいです。