校長ブログ

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2025年07月3日

将来のヌヴェールを背負う若者が来ました

 目と耳を疑いたくなるような教員の不祥事が日々報道されています。将来ある大切な子どもたちを預かる者として、残念を越えて怒りしかありません。

 そのような中、今日は将来の香里ヌヴェール学院小学校を背負ってくれるかもしれない教員志願者が訪ねてきてくれました。本校を卒業して、今は小学校の教員を目指して大学で学んでいる卒業生の一人が、久しぶりに母校を訪ねてくださったのです。卒業時に担任した嶽教頭との懐かしく温かな会話が盛り上がります。授業での話、行事での話、友だちや先生の話…あの時、あんなことあったよなあ…。改めて私立小学校の良さを感じました。「自分は、いつかこの母校で子どもたちに教えたいのです!」キラキラとした目で語る卒業生。きっと子どもたちにとって頼りになる先生になる予感がしました。本校の採用は有る年と無い年もあるため、必ずしもすぐに採用試験を受けられるわけではありません。そんな事情も話しましたが「それでもいいです。頑張って他の学校でも勉強して…チャンスがあればチャレンジして必ずここに戻ってきます!」力強い言葉に「頑張って母校に戻ってきてや!」と心からエールを送りました。自分が受けた小学校教育が良かったと思える。出会った先生や友だちが良かったと思える。そして今度は自分が教師として子どもたちにその感動を伝えたい!素晴らしいことです。こんな思いを持った若者がきっと日本の教育を変えてくれる!そう確信した日でした。