校長ブログ

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2025年07月4日

「祈りの集い」がありました

 今朝は今学期最後の「祈りの集い」が聖堂でありました。教員15人を含む100人を超える子どもたちが集まって祈りを捧げました。今日の司式はSECのファム先生。集いの中で次のようなお話を英語でしてくださいました。「イエス様は『平和を作り出す人は幸いである。彼らは神の子と呼ばれるであろう。』と話されました。どうして人が皆さんを罵り悪口を言う時に幸いだと言ったのでしょう?それはそんな時こそ、『平和の天使になる機会をもらった』ということなのです。例えば『ごめんなさい』という事、傷つけられてもゆるす事、仲良くできていない人を仲直りさせる事…そんな時私たちは『平和の天使』になっているのです。でもそれはとても難しいことです。怒りたくなることも当然です。けれどもイエス様も自分が一番しんどい十字架に架けられた時にさえ平和を選ばれたように、私たちも「平和」を選べますように。世界中で起きている様々な問題に自分が無力だと感じる時もあるでしょう。でも皆さんにはできることがあります。それが『平和を作り出す人になることです。頑張っていきましょう。』千原先生が日本語で訳してお話してくださいました。柔らかな、しかし力強いファム先生のお話は子どもたちの胸にも響いたことでしょう。「仕方がない」「無理だ」と諦めるのではなく、私たち大人こそ平和の天使となって動かねばなりません。