校長ブログ
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2025年07月18日
夏の太陽が戻ってきました
夏の太陽が戻ってきました。春。あれほど美しい桜のトンネルとなっていた桜並木は今では青葉のトンネルです。そして大きな蝉の鳴き声が響いています。よく見ると1本の木に蝉が沢山とまっているのがわかります。私の子どもの頃はニイニイゼミという小型の蝉か、アブラゼミという茶色い羽を持った中型の蝉がほとんどでしたが、ここでは大半が透明の羽のクマゼミです。結構大型で鳴き声もかなり大きいです。今日も2年生のこどもが沢山の蝉の抜け殻を両手に一杯もって見せてくれました。「校長先生も蝉、捕まえたことある?」と尋ねてきました。「あるよ。でもね。網なんか使わないんだ。」「えー?どうするの?」彼は網も使わずに蝉を捕るなんてどうするんだろう、と思ったのでしょう。「それはね…。」と私が子どもの頃にやった方法を教えてあげました。まず針金を輪っかにして長めの竹の先に付けます。虫取り網の網の無い形です。そしてひたすら蜘蛛の巣を探して、この輪っかに蜘蛛の巣の糸を巻き付けるのです。輪っかがうっすらと蜘蛛の糸で膜のようになれば完成!あとは蝉のいる場所にこの輪っかを近づけると…飛び立った蝉は簡単に蜘蛛の糸に引っかかって確実に捕まえられるという訳です。田舎で虫取り網なんか売ってなかった頃の話です。しかし本当に網以上に簡単に確実に捕まえられます。良かったらこの夏、試してみられるのも面白いかも。1学期も終業式を残すだけになりました。元気に夏休みを迎えて欲しいです。