校長ブログ
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2025年10月2日
5年梅組の研究授業✍
今日は、5年梅組で研究授業を行いました。研究授業は、教員が授業を公開し合い、子どもの学びの様子や指導のあり方を共有・検討して、お互いの授業力を高め合う機会です。
今回は算数で「時間を分数で表すこと」に挑戦しました。
「45分は、時間にすると何時間?」という課題に対して、子どもたちは自分の考えをノートに書き出しながら黒板にも書いて発表しました。
「時計の45分をピザに見立てると4分の3」「時計の針が12だから、9を指しているので12分の9、約分して4分の3」など、豊かな発想の意見が次々と出されました。友だちの説明に耳を傾け、自分の考えと比べながら学びを深めていく姿がとても印象的でした。
また、先生たちの事後研究会では、先生たちもお互いに意見を出し合い、あたたかい雰囲気の中で学びを共有しました。自分の考えを大切にしながら友だちと比べ合う姿勢、全員が下敷きを敷いてノートに向かう学習習慣、真剣に友だちの話を聞こうとする姿勢など、日々の積み重ねの成果が表れていたことの意見が出されたことも印象的でした。
担任にとっては、研究授業後に自分のクラスの子どもたちをほめてもらえることほどうれしいことはありません。授業をした担任は、ここからもっと、子どもたちの成長のために学び、力をつかいたくなったことと思います。
子どもたちの生き生きとした学びの姿、そして先生たちの真剣な語り合いを見ていると、授業への思いがあらためてわき上がりました。子どもたちと先生たちの学び合う力に、元気をもらえた時間でした。