校長ブログ

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2025年12月11日

ポカポカになった一日でした

 昼間は陽ざしも十分で外も温かい一日でした。久しぶりに昼休みに小運動場に遊びに行きました。3年生の子ども達が「こおりオニ」をしていました。「先生も入れて!」「いいよ!」と言うなり赤帽のオニが追いかけてきます。逃げて、逃げて…かなり走ったところにまた別の鬼が待っていて、あえなくタッチ。タッチされると仲間の白帽の人がタッチしてくれるまで固まっていなければなりません。やがて何人もの白帽の人が助けに来てくれて、また走る、走る…。またまたタッチされて固まったり、助けてもらったり。楽しいオニごっこになりました。やがて鉄棒を楽しんでいる2年生や5年生の女の子が話しかけてきました。「ねえ、ねえ、校長先生、逆上がりできる?」高めの鉄棒で5年の子がクルリ!上手に逆上がりをしました。「私もできる!」2年生も負けじと逆上がり。「先生は?」チャレンジするとなるともう何十年ぶりかも…やろうか、やろまいか、迷いながら「できるよ、いやできたよ。40年前は!」なんてはぐらかしてしまいました。この子たちは鉄棒が大好きみたいで、5年生の子は手の平にできたマメを見せてくれました。実は私は小学校の頃、鉄棒が全くできず大嫌いな子どもでした。逆上がりも6年生の頃、先生に補助をしてもらってやっと出来るくらいでした。それだけに鉄棒が得意で大好きなこの子達ってすごいなあ、と思います。2年生の女の子が「校長先生、笑ってみて?」というので頑張って笑顔を作ろうとしましたが、顔を見ながら「大丈夫、大丈夫。今は仕方ないよ。また笑えるようになったら笑ってね。」と笑顔を返してくれました。遊びに行くと必ずこんなご褒美があります。いっそう心もポカポカになった一日でした。