校長ブログ

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2026年03月14日

立派な姿で卒業していきました

 感動的な卒業式でした。昨日81名の可愛い6年生たちが巣立っていきました。

 今年の卒業学年が年長の最後の頃、新型コロナウイルスの大流行が始まり、4月には休校。本校でも6月にマスクに夏服姿での入学式を行いました。楽しみにしていた小学校生活は友達とも先生とも会えない厳しいスタートだったのです。やがて学校は再開しても思う存分、話したり遊んだりも出来ない毎日。子どもたちは勿論、教職員も保護者の皆さまもどこにもぶつけられない気持ちを胸に、お互いが分かり合えるのも大変な日々だったことでしょう。そんななか、指導する先生たちからは、力は十分にあるのに、どこか思う存分、力を出し切ることをいつも躊躇してしまう空気がこの学年にはあると聞いていました。その予想通り、卒業式を控えた練習でも今一つ呼びかけの声も歌声も出ません。ここまでか…そう思ったのは私だけではありません。

 ところが…卒業式当日。明らかに子どもたちの呼名への返事が違っていました。証書をもらう態度もきびきびとしています。式辞の時も子どもたちの良い緊張感を壇上で感じていました。やがてクライマックスの「別れの言葉」に。子どもたちの心からの声が体育館に響きます。歌う声も今まで聞いたことのないくらいの声量…。ついに学年が、会場が一つになっていくのを感じました。最後の「巣立ちの歌」は在校生の声と相まって、どんどん盛り上がり本当に美しい最高の合唱になりました。式後の余韻の中で何人もの保護者の方から「良い卒業式でした。」「子どもたちの思いが届き感動しました。」との声を戴きました。

 ついに、81名は思う存分自分たちの力を出し切って「かっこいい6年生」として爽やかに卒業していきました。卒業生のこれからの中学校生活が楽しく充実したものとなりますように心から祈ります。