入試情報

京都聖母のオンライン学習のようすをお伝えします!

本校では、4月13日から新学期の学習を進めています。以前から、Google for Educationのシステムを使用していた本校では、このICTシステムを家庭学習にも導入しました。子どもたちは、一人ひとりにGoogleのアカウントを持っており、授業配信や課題の受信・提出も、Googleクラスルームを活用して学習を進めています。

このICTシステムは、先生からの授業スライドや動画などが送られてくるだけでなく、わからないことを質問したり、アドバイスのコメントをもらうこともできます。また、meetと呼ばれる生ライブでの授業も行うことができます。6年生の国語や算数の授業をのぞいてみると朝から制服に着替えて熱心に学習する子どもたちの姿があります。さすが最上級生です。

本校の授業には、様々なものがあります。動画やスライドを見て学ぶ授業、問題集やドリル、プリントに取り組む授業、ネイティブの先生と会話する授業、体育や図工、音楽などももちろんあります。体育のPEPEチャンネルは子どもたちに大人気です。先生たちがいろんな運動にチャレンジし、子どもたちも家庭で一緒に取り組んでいます。また、低学年では、課題やプリントの郵送も行っており、毎週子どもたちから送られてくる提出物に、先生たちは目を通し、丸付けやコメントを書いて、また家庭に郵送します。

低学年は5時間、高学年は6時間授業です。6年生は、放課後の算数補習も始まりました。今日は、「和差算」を学習していました。入試問題でもよく扱われる問題です。一生懸命学ぼうとがんばる子どもたちの姿に、どの学年の先生も、どの教科の先生も、いっそう授業準備に力が入ります。先生たちのICT技術もどんどん向上しています。

meetは、朝の会や学級会などでも行われていて、子どもたちの楽しみの時間となっています。クイズ大会をしたり、みんなで踊ったり、お祈りの会をしたり。先生がどの場所からmeetを行っているかも楽しみなようで、「理科室からだ!」「これは3階かな?」「先生の家からだね」など盛り上がっています。学級会でしたいことをアンケートフォームを使って子どもたちから集めている学年もあります。それぞれの意見は、瞬時に集計表へと集まり、それをもとにmeetで話し合うこともあります。

「わたしは誰でしょうのクイズを作って1年生にプレゼントしよう。」「せっかくなら、パワーポイントでイラストも入れて作ろう!」「英語でナレーションを入れたら、1年生の勉強にもなるね。」どんどん企画が決まっていきました。誰かのためにと思うと、さらに意欲が増すようです。1年生の喜ぶ姿を思い描きながら、ロイロノートで上級生がクイズを作成中です。

現在、本校の教育活動はこのように行われています。もちろん、どの子も「早く学校に行きたい」「早くみんなと学校で会いたい」「先生と教室で勉強したい」と思っています。それは、先生たちも同じ思いです。しかし、学校に集うことができなくても、子どもたちの心とともに、学びを進めていきたいと願い、本校は日々取り組んでいます。

*本校HPには、学年や学校の取り組みを「ニュース&トピックス」や、校長・副校長ブログに掲載しております。新学期の記事も日々アップしています。ぜひ、ご覧ください。