「聖母の子どもの一人ひとりが家族のために友のために また社会において
真理の中に人々の心を結ぶ平和の天使でありますように」
創立者 メール・マリー・クロチルド・リュチニエの言葉です。
「祈り」「命」「仲間」「学び」を4つのプロジェクトと位置づけ、
カトリック校としての建学の精神を受け継ぐこの場所で、
創造性と誠実さを持ち、奉仕の喜びを知る平和の天使を育みます。
- 祈りに見出す
- 命を知る
- 仲間と築く
- 自ら学ぶ
- 神と人に対する愛と奉仕の実践
- 祈りに始まり祈りで終わる学校生活や宗教行事を通して、
子ども達は神の存在を知り、手を合わせて祈ること、感謝することを学びます。
日々のお祈り
静かに瞑想し沈黙のうちに自己を振り返りながら、神と対話する時間を大切にしています。今を生きていることへの感謝の心を持ち、みんなで心を合わせて祈ります。
奉仕活動
日常の縦割り活動を通して育まれる「相手の立場に立って支援する心」が奉仕活動へとつながっています。主な活動は「お米一握り運動」(大阪ふるさとの家へのお米の支援)と「ルワンダレスキュー隊」(義足作りのプロジェクトへの協力)、ウォーカソン(スポンサーを募り、歩くことで支援の募金を集める活動)への参加です。
- 生涯を通して命と健康について考えられる
子どもの育成 - 私達は「神様に生かされている」と伝え、
目に見えないものを大切にする心を育みます。
校外学習や学年ごとに行う宿泊合宿では、
「命の輝き、大切さ、そして人々の温かさ」を実感します。
また、日々の祈りや教育を通して、
命の大切さを知り、健康についても考えるようになります。
命の学習
生命には始まりと終わりがあることに気づき、守り育ててくださっている方々への感謝の心を養うための時間です。各教科と連携して、生きとし生けるもの全ての命を大切にする心を育てます。
身体作りプロジェクト
強くたくましい身体を目指して、2019年より新プロジェクトをスタートさせました。怪我をしない、病気に負けない健康な身体作りもねらいとしています。
自宅でも子ども達の運動量を確保するために、心拍数を上げる運動や英語の体操、ダンス等を動画で紹介する「PEPEちゃんねる」を開設しました。さまざまなコンテンツを実践することで、子ども達の意欲・体力・筋力の向上につながっています。
- さまざまな人との出会いや関わりの中で、
お互いに心を磨き合える仲間を作る - 本校では、共に学び合う仲間の中で、
自分が一人の人間として大切にされていると実感できる
クラス作りを進めています。
たっぷり遊べる仲良しタイム
屋外・屋内にも遊び場所がいっぱいです。それぞれが好きな場所で、好きな遊びを楽しみます。清掃活動のない週(隔週)の昼休みにもロングの休み時間があり、同学年はもちろん、コース・学年を超えて仲間を作る大切な時間です。
世界の仲間と多様性にふれる出会い
ネイティブ講師との日々の関わりはもちろん、さまざまな国や地域からのお客様との出会いやお迎えの機会を大切にしています。また、スカイプを利用してオーストラリアやルワンダの方々とも定期的に交流しています。
クラスが1つになるスポーツデー
「藤・菊・桜・百合」の4クラスに分かれ、同じ目標へと協力する喜びや楽しさを味わえます。また、共に競い合った仲間を心か
ら称えるなど、互いに認め合う姿勢が育ちます。
高学年が活躍する委員会活動
学校全体のためにできることをそれぞれの委員会が自主的に考えて行動します。体育委員会の「低学年スポーツテスト」や図書委員会の「読書週間の紙芝居」など、さまざまなイベントも行います。特に集会委員会の「のどじまん大会」は大好評で、毎年たくさんの児童が開催を楽しみにしています。
異学年との協力清掃活動・登校班
自宅の最寄り駅や方面ごとに編成した登校班制度をとっています。
また、清掃活動も縦割りで行い、いずれの活動も学年やコースを超えて協力する心やリーダーシップ、幅広い人間関係を築く場となっています。
卒業生が帰ってくる成人の集い
卒業してもずっと仲間。多くの卒業生が母校を訪ねます。聖母ファミリーのつながりを大切にし、毎年成人の日には20歳の卒業生をお祝いする会が催されます。
- 社会の変化に対応する学力、
周りの人と共に考える対話的な深い学び - 本校では、共に学び合う仲間の中で、
意欲的に学ぶことで確かな基礎学力を養います。
また、周りの人と共に考えることで豊かな発想に加え、
次の学びや生活に生かす力を育みます。
学びの連続と活用を意識し、社会で活きる教育を行います。
教師が教える場面と子ども達が思考・判断する場面を、
効果的に設計し関連させながら指導します。
プレゼンテーション
学びの成果を表現する場を多く持ちます。自分と他者の意見や考えを比較することで、気づきを得、さらにクリティカルに考えることで自分の考えを広めたり、深めたり、折り合いをつけたりします。
カリキュラムの工夫
「何を学ぶか」だけでなく「どのように学ぶか」も重視して授業を行います。子ども達が意欲的に学ぶ姿勢を大切にしながら、各学年でカリキュラムを緩やかに前倒し、6年生の2学期末には小学校の学習課程を終了して、入試問題演習などにも取り組みます。また、算数は1~4年生では教員2人体制、5・6年生では習熟度グループで授業を行い、学習の定着を図ります。
出張授業・体験授業
各学年でさまざまな企業や団体の出張授業や社会見学を行っています。本物から学び、体験することで子ども達の知識や視野が広がり、知りたいという意欲につながります。
生きた英語にふれる充実した環境
毎日の学校生活の中で生きた英語にふれられるのも本校の大きな特長です。現在10人のネイティブ講師が指導しており、学校全体が英語や世界の文化を学ぶ場として機能しています。
算数・理科・自由研究
習得した知識・技能を活用しながら、自ら課題を見つけ探求し表現することを大切にしています。夏休みの自由研究では、全国コンクールに出品し、最優秀賞に選ばれた児童もいます。
問題集演習・補習
教科書よりもさらに踏み込んだ問題集にも取り組みます。放課後補習や土曜チャレンジなども行い、算数を中心に学習の習熟を図ります。
漢検・算検
年に1度、全学年の児童が漢字検定と算数検定を受検します。自分がめざす級の合格に向けて練習を行い、しっかり準備をします。また、英検などの英語検定も準会場として実施し、たくさんの希望者が受検しています。