京都聖母学院小学校の教育とは
祈りを通して実現する愛の教育
京都聖母学院小学校は、カトリック校としての建学の精神を基盤にした教育を進める中で、 豊かな心をはぐくみ、将来に役立つ確かな学力、たくましく生きるための健康と体力を身につけた児童を育て、自主性と創造性をもって生涯学び続けることのできる人間の育成を目指します。
一人ひとりの個性と学力をはぐくむ 京都聖母学院小学校の2つのコース
21世紀を担う想像力豊かな子どもを育てるために「総合コース」と「国際コース」を設置しています。
両コースとも、心の教育を重視し、個性を大切にしつつ「人とかかわる力」を養います。学習面では、一人ひとりの学習の進み具合を把握し、丁寧に指導することで確かな学力の定着を目指します。
目指す子ども像
創造性豊かな子ども
自分の持つ可能性に目覚め、自ら考え新しいものを開発していく本当の自分を創り出せる力のある子ども。
誠実な子ども
自分の中の良心の声に従い、自分の行為に責任を持つ真に強い心の子ども、人として信頼される子ども。
人を大切にし、奉仕の喜びを知る子ども
自分自身を大切にし、さらに他者のために、とくに社会的に弱い立場にある人をいたわり互いに尊重し合って、 人のために働く喜びを感じることのできる子ども。
創設者の言葉
聖母の子どもの一人ひとりが
家族のため 友のために
また社会において真理の中に
人々の心を結ぶ平和の天使でありますように
創立者:メール・マリー・クロチルド・リチュニエ
レヴェランド・メールの思い出
レヴェランド・メール(メール・マリー・クロチルド・リチュニエ)と接したことのある人は、誰もが彼女のことをこう言います。
「夜となく昼となく、時間さえあればすぐにお聖堂に行き、いつも熱心にお祈りをされていました」
「もしレヴェランド・メールを探す必要のあるときは、まずお聖堂に行くようにしていました。そうすれば、たいていお目にかかることができましたから」
絶え間ない祈りの人、レヴェランド・メール。彼女がいつも熱心に祈っておられたのは、幼いころから「教会と自分の仰を守らなければならない」と決心して、時間があればすぐに祈り始められたことにさかのぼるのではないでしょうか。
レヴェランド・メールが祈っておられるときのお姿は、人に感動を与えるほどでした。お聖堂におられないときも、レヴェランド・メールはいつもロザリオの珠を繰っておられました。それは、来日してから晩年まで全く変わることがありませんでした。
晩年になって体調を崩されてからは、体の両側を二人のシスターに支えられながら一歩ずつお聖堂に向かわれ、お聖堂に入るとすぐにひざますき、姿勢を正して祈っておられました。