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2年 2年生 算数「分数」

2年生教科書にある最後の単元は「分数」です。
子どもたちは小さい時から「半分こ」といってものを半分にすることを学んでいますが,
この「半分こ」を算数的に正確に学習するのが「分数」です。

4時間目にあったこの授業。
教科書をひらいた瞬間,子どもたちから「おなかへった~」と声がもれました。
なぜなら教科書にはピザトースト,ショートケーキ,おこのみやきの写真。
この3つの食べ物が「半分こ」されています。
子どもたちは自信満々に「これ、半分!」と言いますが,先生は「正確ではない」といいます。そうです。「半分こ」にしたピザトーストでは上にのっている具材の数が,
「半分こ」したショートケーキではイチゴの数がちがいます。

次に先生は正方形の折り紙を渡します。
「これを正確に半分にしましょう。」
子どもたちはいろいろな形に半分におります。切って重ねれば同じ形。
「これが半分。同じ大きさ2つにわけることを「二分の一」と言います。」と教わりました。つぎに同じ形の積み木が2つ重なったものを「1」とするとし,「これの1つ分はなんという?」と聞かれました。
子どもたちはこれも2つに分かれているから「二分の一」と答えます。
「さらにその積み木が3つになったら・・・?」と聞かれると「3つだから三分の一だ」とこたえます。
積み木を3つから4つ,5つと増えても,全部合わせたのを「1」とすれば「〇分の一」ということを学びました。これから先,使い続ける分数はじめの授業です。
しっかり身に着けて使えるようになってほしいです。