2021.03.18 │その他 2020年度 修了式
二日前の卒業式の日にそのつぼみをゆるめ始めた校庭の桜は、今朝は10ほどの花をつけ、風に揺れて子どもたちの登校の様子を見守りました。鳥のさえずりが、キャンパスに響き渡る朝。それに重なり、子どもたちの声が、校庭に、また校舎に響いた今日は、かつてない特別な一年となった2020年度の修了式です。
式のはじめには、図工のコンクール、漢字検定の団体内表彰、算数夏休み自由研究の表彰がありました。続いて校長先生からは、特別の一年だったからこそ、この日が迎えられたことを神様に感謝し、周りの人みんなに“Thank you”と言いましょう。互いに安全に気を付けながら過ごしたこの1年は大変意味のあるもので、その中での自分の成長を振り返りましょうと話されました。
続いて、この3月で本校を去られる先生や職員の方々の離任式が行われました。先生と過ごした幸せな日々の続きにお別れの日があることに驚き、涙の止まらない中でお話を聞くこどももたくさんいました。子どもたちの代表が、去られる先生方へ感謝を伝え、幸せを祈るメッセージを伝えました。
あすから春休みです。
しばらく静けさに包まれる校舎は、春休み中に修理修繕、清掃が施され、新学期に子どもたちが帰ってくるのを待ちます。今まで当たり前だった「学校に通う幸せ」と「ともに学ぶ楽しさ」。そして、子どもの声が響きわたる希望の朝が、来年度も、これからもずっと続くことを祈りながら。感謝とともに。
皆様にとって、よい春休みとなりますように。