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5年 5年生 算数 多角形の角度を合わせると?

5年生の算数では,合同な図形という単元を勉強しました。その中で,五角形や六角形などの多角形の角度についても学びました。すべての角度を合わせると何度になるのかは,三角形に切り分けることで考えることができます。例えば五角形だったら3つの三角形に切り分けられるので,180度×3=540度となります。

今回の授業で扱ったのは,写真のような星形の角度です。5つの角度をすべて合わせると何度になるでしょう?問題を見た瞬間に,「ええぇぇ・・・?」「これはどうするんだ?」という反応をする子どももいます。

でもすぐに過去の授業を思い出し,「切って合わせる方法で分かる」とアイデアを出してくれた子もいました。確かにその方法なら確実ですね。

しかし,問題をいつも切るわけにはいきません。どうしたらいいでしょうか。そこで,バラバラにある角度を一つの場所に集めることで求められる,というアイデアが生まれました。そこから各自で試行錯誤してもとめ方を話し合いました。頭をフル回転させて考えます。

それぞれの角度にa~eと名付け,角度の法則を使いながら移動させます。そうすると1つの三角形だけにおさまることが分かり,5つの角度の和は180度であることが分かりました。様々なアイデアを出して,それをみんなに分かりやすく説明することで,理解を深めることができました。