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その他 5年生 調理実習

今、5年生は初めての調理実習を行なっています。小学校では5年生から家庭科の学習が始まり、その家庭科の中で「裁縫」「調理」などという、これからの生活に必要となる技術と知識を学びます。

今日は青菜と卵。青菜は茹でると柔らかくなって質量が減ること、卵は茹でると固くなることを実際の調理の中から学びます。先生からまず、どのようにするのかのレクチャーを受けます。包丁の使い方、切り方、ガスコンロの付け方など、様々な技術と知識を学んでいきます。そのあと、グループで自分の食べる分を実際に調理しました。まずは卵を水に入れて火をつけました。まずは沸騰をさせるのですが、4年生の理科で習った沸騰の様子を思い浮かべながら、グツグツとなるまで待ちました。その間に青菜の処理です。今回の主役、青菜の茎の間を流水でしっかりあらい、土を落とし、沸騰したお鍋の中で茹でました。青菜を洗うのも茹でるのも初めての子がいて、茎の間に土が入っていることに驚く子やお鍋に入れるのに茎から入れ、葉まで収められずに困ってしまう子などがいて、今日の経験がこれからの役に立ちそうです。最後に青菜と卵を切りました。先程習った包丁の持ち方と逆の手の形を思い出し、周りの友達からも声をかけてもらいながら、1人ずつ経験しました。ゆで卵を切るとキレイな黄色が見え、「わぁ!」と歓声があがりました。調理したものを班のみんなで食べました。いつもは野菜を嫌がる子が「醤油かけて食べたらこんなに美味しいんやね!」と大喜び。きっとみんなで作って食べるからいつもより美味しく感じるのでしょう。数年後には一人暮らしなどをするかもしれない子どもたち。こういう経過を通して調理に興味を持って欲しいと思います。そして、なにかの機会におうちの人にもその技を披露して欲しいと思います。そして、おうちの方もその姿を見守っていただけると幸いです。