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5年 5年生 国語の研究授業

年に3回、教科を決めて研究授業を行なっています。1学期は5年生が国語の授業「きいて、きいて、きいてみよう」を行いました。「きいて、きいて、きいてみよう」はインタビューをする教材で、きき手、話し手、記録者の三者で役割を回していきます。が、当日はたくさんの先生方が来られる!ということで、子どもたちは先生方にインタビューをする事にしました。本番までに他の3クラスが先生をお呼びして事前授業を行いました。インタビューの仕方、子どもたちへの声のかけ方、インタビューに使う時間など、色々なパターンを考えて試行錯誤をして、今日の本番を迎えました。まずは「話し手」と「記録者」の大切なことは何かと意見を出しました。「きき手」は笑顔を絶やさず、わかりやすく。「記録者」は聞き逃さないように。大切なことを確認していきます。そして、今日は「話し手」が先生なので、その代わりに「オーディエンス」という役割を作り、「きき手」と「話し手」の良いところ、マネしたいところを発見することになりました。インタビューが始まりました。1人につき3分間。以前にアンケートして得た知識からマインドマップで広げた疑問をインタビューしました。多くの先生方も楽しそうに答えてくれました。校長先生にインタビューしたグループは校長先生がラグビーをしていたことを知り、そこからインタビューを広げます。難しいことや理解できないことを周りの友達に助けてもらいながらしていると、3分間が短く感じました。4巡回って「きき手」と「記録者」を全員が経験しました。オーディエンスからはアドバイスがあり、上手なインタビュアーになれたように思います。人の目を見てコミュニケーションを取ることは大変重要なことです。こういった機会にコミュニケーション力を高めていきたいと思います。さらに、インタビューの内容を組み立てるロジカルシンキングや疑問を見つけるクリティカルシンキングも大切な力です。今回の授業を通して、生きる力がつくことを願っています。