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その他 2年生 算数「かさ」の学習

今日の算数は「かさ」を学習しました。

子どもたちに「綿と鉄とどちらが重い?」と聞くと「鉄!」と即答しました。
次に、「鉄1キロってどのぐらいの量?」と聞くと手で「このぐらい?」と形作ります。
その次に「綿1キロってどのぐらいの量?」と聞くと,みんな「??」と目をパチクリ。
「綿1キロはこのぐらいになるかな?」と両手を広げると子どもたちはびっくり。
「『かさ』って重さじゃないんだよ。」というと,子どもたちはうなづいていました。

次に,1リットルマスを1人1つ用意しました。みんな,マスを見て目をキラキラさせています。
先生が「これに水を入れたいんだけど…」と言うと,「1キロかな?」とか言う子どもも。
「では,水を入れて重さを感じてみよう」と,全員で外に出て水を入れてみることにしました。
ただ,入れるだけではなく,1dlの小さなマスを使って入れてみることにしました。
子どもたちにはその小さなマスがどんな量なのかは教えていません。
「何杯ではいるのかな?」
と子どもたちはわくわくしています。
数えながら水を入れるとちょうど10杯。水が入ったマスを持つと重いような軽いような…

教室に戻って,何杯で入ったのか聞くとみんな「10ぱい!!」と答えました。
さらに先生は土が1Lマスにたっぷり入ったマスを用意していました。
「どっちが重いのかな?」と代表の子に持たせます。
子どもは「…うーん。土?」と首をかしげましたが,スケールで測ると水は1.05Kg,土は1.3Kg。
子どもたちはその結果に「同じりょうなのに重さがちがうんだ!」と実感しました。

こうやって実感をもとに『かさ』について学びます。
次は今回つかったマスが1Lであることや,小さなマスのかさが何であるかを学ぶのでしょう。
子どもたちはみんなで学べた喜びとともに,新しい学びに喜々としていました。