2025.02.13 │3年 3年生 社会科見学~京都府警察本部~
今週の月曜日と水曜日、2クラスずつに分かれて、丸太町にある京都府警察本部へ社会科見学に行きました。
ここにある通信指令室には、京都府全域から事件や事故などに関する110番通報が入電されるそうで、なんと2分に1回のペースで対応しているというお話でした。
実際私たちが見学した時間帯にも数がどんどん増え、お話を聞き終わるころには400件近い数になっていて、子どもたちは驚いていました。また現場に速やかにかけつけられるように、聞き取ってメモする人、そこから指令を出す人など大勢の人で役割分担している様子も見せていただきました。
シアターでは、さらにくわしく警察でのお仕事について映像を見て教わりました。警察の人たちは事件や事故が起きた時の対応はもちろん、未然に防ぐために地域の人と連携して活動してくれていることを知りました。
クイズもあり、子どもたちは警察官の方のお話に熱心に聞き入っていました。またそのシアターの奥には、交通管制センターがあり、日夜交通状況に異変がないかを見守っていることや、張り巡らされた道路と信号機の様子に、またもや驚くばかりでした。
そのあと、古くなって取り外された標識や信号機を間近で見たり触ったりさせていただきました。
遠くから何気なく見ていたときは、こんなに大きいとは思わず、
「ぼくの顔より大きい!」
「うわあ!とっても重い!」
「ここがぴかぴか反射する!夜でも見やすくするためかも!?」
のような感想を口にしていました。
広報センターには、白バイも置いてあり、乗ってみたりランプを点灯させてみたりして、気分は白バイ隊員になっている子どもたちが多くいました。
また、110番通報の体験や、犯人の人相を推理するゲーム、安全に自転車を運転するためのシミュレーターなども置いてあり、1つずつ体験していました。
そこでは警察官の方に質問もしていました。1日の盗難件数、どんな通報が多いか、犯人と対峙するときの方法は…など、子どもたちは聞いてみたいことを一生懸命質問していました。答えるときに子どもたちに身近のもの、例えば自転車の盗難件数を教えていただいたり、腰につけている警棒を伸ばして見せてくださったりしていただきました。
そして、「いかのおすし」の合言葉を教わり、自分たちでも安全を守ることの大切さを知りました。
この貴重な体験を通して警察官の方々が私たちのくらしの安全を守ってくださっていることはもちろん、どのように守っているかを具体的に学ぶことができました。