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5年 5年生 長崎修学旅行 1日目

5年生は今日から、待ちに待った修学旅行に出かけました。行き先は長崎。子どもたちは、ワクワクした様子で、新幹線に乗り込みました。車内では、先生の指示に従いできる範囲で、カードゲームをしたり車窓から眺める景色を見ながら話をしたりと、それぞれの過ごし方をしていました。普段見ることのない珍しい電車を見てはしゃぐ、かわいらしい姿も見られました。車内で食べるお弁当は格別です。

出島では、資料を読んだり街の様子を見たりして、この地に暮らしていた人々やその頃の貿易などについて学ぶことができました。自分たちが知りたいと思っていたことを、自分で見つけて学ぶ姿からは、キラリとした高学年らしさを感じました。

大浦天主堂では、静かに聖堂の中を歩きながら世界で苦しんでいる人々の気持ちを想像し、心を込めて祈りをささげました。そのままキリシタン博物館を見学し、長崎の地で起きた数々の出来事を学ぶことができました。

グラバー園では、石畳や石段、長崎港を一望できるロケーションを楽しんだり、幕末から明治の長崎の歴史を感じたりしながら、今日訪れたたくさんの場所で学んだことを関連付けながら過ごすことができました。いつも生活している街並みとは少し異なる、洋館の立ち並ぶ様子に、ワクワクドキドキしている子どもたちでした。

二十六聖人記念館では、キリスト教の歴史を学び、過去に苦しい思いをした聖人の方々を思い、祈りの心で見学をしました。カトリック校に通う子どもたちとして、「今自分のできることは何か」を考えながら過ごしました。

子どもたちが、とても楽しみにしていることの1つは、ホテルで仲間と過ごす時間だったのではないでしょうか。仲間と一緒に過ごす夜の時間は、特別な思い出になることと思います。今日一日、たくさん活動をしたので、子どもたちはおなかがペコペコの様子でした。「おいしい~!おかわりする!!」とたくさんの声が聞こえてきました。お風呂も済ませ、自由時間には仲間とゆっくりお話をしたり明日の予定を確認したりして過ごしていました。

一日の最後に、みんなで長崎伝統凧づくりをしました。少し難しい作業もありましたが、立派な凧が出来上がりました。

今日はたくさんの「長崎」に触れ、たくさんの体験を通して、それぞれ子どもたちの心に素晴らしい学びが残ったことと思います。

一日が終わるのが名残惜しい様子でしたが、子どもたちは今頃スヤスヤ眠りに就いています。

 

  • 二十六聖人記念館にて。 神様の教えを守り抜いて亡くなった私たちと変わらぬ年齢の信者も。