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5年 5年総合 第1回ものづくりから学ぶ経済 

5年生総合フロンティアコースでは、企業の方に講師として来ていただき「ものづくりから学ぶ経済第」という学習をすすめることになりました。自分たちが実際にデザインたキーホルダーを形にして販売するという実践的学習です。

第1回目は、初めにマーケティングの基礎についてお話を聞きました。商品を使う相手をイメージし、だれに向けてつくるものなのかを見定めておくことで、その商品は多く売られていきます。
次に行動経済学という視点から、商品を売る際の具体的なポイントを3つ学びました。1つ目は、もとの価格を提示し、そこから値下げされた価格を表示することでお得に見える「アンカリング効果」です。2つ目は、商品に対する高評価やコメントがもたらすバンドワゴン効果です。3つ目は、希少性で、これは「残り五つ」など、限定されることで買われやすくなるというものです。

また、商品の価格の決め方についても学びました。製品をつくる材料などの原価と、デザインや製作過程の労力を加えたものから設定されます。子どもたちが実際につくっていくレジンキーホルダーの原価は100円で、そこにいくらの付加価値をつけていくかそれぞれで考えてみました。

子どもたちは、講師の先生のお話に真剣に耳を傾けながら、少しずつ自分がこれから作るキーホルダーのイメージを形にしていました。