2025.03.14 │6年 【6年生】第71回卒業証書授与式
校庭の梅は満開を迎え、温かい春の日差しが校庭を明るく照らす今日の良き日、第71回卒業証書授与式が行われました。手作りしていただいた記念のコサージュをつけ、晴れやかな姿の子ども達が、大勢の保護者、教職員、来賓の方々の拍手を受けながら講堂に入場し、一人ひとり卒業証書を立派に受け取りました。
校長先生からは、これまで最上級生としての役目を立派に果たしてきた6年生への労いと感謝の言葉が贈られました。「決して平穏な小学校生活ではなかった、世界中がひっくり返った混乱の中で、自分たちが成長しただけでなく、周りの人に「喜び」や「有り余るほどの感動」をあたえられる人に成長した最強・最高の6年生です。その強さをより磨き、思いや感謝の言葉を周りの人にこれからも届け続けてほしい。」と呼びかけられました。
卒業生代表児童による「門出の言葉」には、不安な気持ちで始まった小学校生活もまわりの友達や先生、家族の支えで立派に成長できたこと。同じ目標にむかってがんばっている仲間と支えあい、励ましあい、ともに困難を乗り越えてこれた経験は宝物であること。今は、みなわかれてもこれからもずっとつながり、高めあっていきたい、またいつか会える日を楽しみにしていると綴られていました。
司教様は、「希望」についてお話くださいました。「2025年は、聖年ジュビリーイヤーであり、困難の多い世界だからこそ神様の「希望」を信じましょう。神様の「希望」はすべての人が幸せになる約束です。小さな力も、大きな変化をもたらすことができる。困っている人、社会で弱い立場の人を最優先に考え、力を注ぎましょう。どんな小さな力も必ず誰かの心をあたたかくします。努力や優しさは伝わります。自分を信じ、希望を持てずに未来を信じられない人々に希望を与えましょう。」と話されました。そして、喜びのうちに祝福をいただきました。
在校生や教職員の作る花道を通った6年生は、本館前のマリア様の前で、いつまでもいつまでも名残を惜しんでいました。
ご卒業おめでとうございます。