2025.08.29 │その他 防災の日
9月1日は「防災の日」です。
新学期がスタートした今日は、始業式の後、防災についてのお話を聞きました。
昭和34年(1959年)に発生した伊勢湾台風。この台風は、過去に訪れた最大級の台風と比べると、勢力自体はそこまで強い台風ではなかったそうです。
しかし、災害への備えが不十分だったために、明治以降に日本に訪れた台風の中で最も多くの犠牲者を出す結果となってしまいました。
この出来事をきっかけに、不十分であった防災対策を見直すため、翌年、「防災の日」が制定されたそうです。
日本は、世界中の大地震の5つに1つが起きていると言われています。そんな災害大国、日本に住む私たちは、防ぎようのない自然災害に対して、日頃から「備える」ことが大切です。
お話の中では、ペットボトルランタンや紙食器などの防災グッズについての紹介や、避難場所、避難ルートを確認する重要性が伝えられました。
一人一人が、自分にできることからやってみる。それが、防災・減災のためにとても大切なことです。
同じ小学生でも、できることは1年生と6年生で違います。しかし、一人一人が自分にできることを考え、調べ、「できることからやってみる」を実践することが、いざという時に自分や誰かの命を救うことにつながります。
2学期最初の日の学びをぜひご家族と分かちい、自分にできることを実践してほしいと思います。