校長ブログ

虫の声が心地いい

毎朝聞こえていたセミの声が聞こえなくなり、秋の虫の声が聞こえるようになりました。毎朝、ひょうたん池の横で挨拶を交わしていますが、子どもたちの登校の列が途切れた時の沈黙の時間に、よく聞こえるようになりました。
休み時間にはバッタを捕まえて見せてくれる子もいます。以前はハネがまだ生えていないバッタでしたが、最近はハネもしっかりしてきました。バッタやコオロギなどたくさんの秋の虫たちがこれから子どもたちの注目を浴びることでしょう。
そういった小さな生き物のもたくさんいるところも学校のいいところです。
花壇の花やプランターの花には小さなハチや小さなチョウもやってきます。子どもがランドセルを背負ったまましゃがんでいました。花を見ているのかと思ってよく見ると、小さなハチが小さな花の間を行ったり来たりしていました。足にはたくさんの花粉が付いているのが見えました。また、お昼休みには、小さなチョウが花にとまっているのをみて「先生,ミツすってるよ」と教えてくれた子もいました。一生懸命吸っている姿は何ともかわいらしく映ったのでしょう。これからはカマキリも見ることができるようになります。子どもたちの発見の喜びの声が楽しみです。

前川