校長ブログ

先生ありがとう

「いつも朝,立ってくれて挨拶してくれてありがとう」

朝の登校時,そっと寄ってきて何か言っています。何を言ったのかなと思い聞き返すと上記の言葉が。

うれしいですね。低学年のお子様でした。だからやめられない!

また,先週まで4週間の教育実習に卒業生が来ていました。2年生に配属したのですが,先生も子どもたちも,毎日,よく遊びよく笑いよく学んだのではないでしょうか。子どもたちと先生も新しい出会いと別れを経験しました。

それは,最終の金曜日のこと。

廊下から大きな泣き声が聞こえてきました。しかも,一人や二人ではありません。これはけんかではないなと思い,また,すぐに先生に叱られたのでもないなともわかりました。そうです,教育実習の最終日だったのです。子どもたちも先生も別れを惜しんでのことでした。

毎日夜遅くまで授業の準備もしていたことでしょう。疲れもあったことでしょう。次の日のことを考えると緊張して眠れなかった日もあったことでしょう。しかし,子どものとの交流はそんなことも喜びに変えてくれたのではないでしょうか。

教育実習も一生に一度かもしれません。その機会に得たものは大きなもので,これからの人生を大きく左右するかもしれません。大げさかもしれませんが,私も,教育実習を経験して教員になろうと思ったからです。

先生ありがとうの気持ちは充分に伝わったことでしょう。

副校長 前川