2025.02.03 │その他 ベルナデッタの祈りの集い
2月11日はカトリックの典礼歴で「世界病者の日/ルルドの聖母記念日」と定められています。
今日は講堂に集まってベルナデッタの祈りの集いを行いました。
ベルナデッタという女性は、カトリック教会の聖人の一人です。聖人とは、イエス様と同じように「人のために生きる」生き方をされた人のことです。
また、本学院の創設者と同じヌヴェール愛徳修道会のシスターでもありました。お祈りを大切にしていた子どもだったそうです。この祈りの集いでは、ベルナデッタの人徳に倣い、自分たちの学校生活を振り返り、あらゆる場面で困難に見舞われている方々のことを思ってお祈りをする機会です。
ベルナッデタは、1858年2月11日に、ルルドの近郊にあるマッサビエールの洞窟でマリア様と初めて出会いました。その時はまだマリア様とは知らず、2つのことをその「ご婦人」と約束しました。
1つは「15日間この洞穴にお祈りに来ること」、もう1つは「のちの世での幸せ」を約束されたそうです。
この時、ベルナデッタは14歳でした。
そのことを校長先生から教えてもらった子どもたちは、今の自分と重ねてしっかり話を聞いていました。
最初は嘘をついていると責められたベルナデッタでしたが、誰に尋ねられても、神様のこと、ご婦人のことに関して、嘘をつかずに答え続けた強さを持っていました。
このようなベルナデッタに倣って、素直な心でお祈りする1か月を過ごしていきたいと思います。