卒業生VOICE

私たちが聖母小で見つけたもの

先輩たちに聞く、聖母小の6年間

合唱団での経験がバレエダンサーとしての自分を支えています。
K-BALLET COMPANY 準団員

今本 和佳 さん

総合コース 2010年度卒業生
京都聖母学院中学校・高等学校
京都女子大学 家政学部 生活造形学科 卒業

Q1.現在のお仕事や活動の内容を教えください。

バレエ団に所属して、日々のリハーサルや年間30回以上のカンパニー公演に出演しています。また、大学で学んだことも活かして、バレエダンサーならではの視点から”踊りやすい”を追求した、衣裳の製作やリメイク、レッスン着の製作販売なども行っています。

Q2.京都聖母学院小学校時代の思い出、印象に残っていることを具体的に教えてください。

特に合唱団での活動が印象に残っています。3年生から所属し、6年生の時には団長を務めさせていただきました。NHK全国学校音楽コンクールに向けて、夏休み返上で、朝から夕方まで毎日練習していました。京都賞の授賞式では高円宮妃久子様に鞠をお渡ししたり、ICE2010では天皇皇后両陛下の前で合唱をさせていただくなど、京都聖母小学校の合唱団に所属していなければできない貴重な経験をたくさんさせていただきました。

Q3.京都聖母学院小学校での学びや学校生活が、今のご自身にどのように役立っているか、教えてください。

合唱団でみんなで心を一つにして目標に向かって頑張る、ということを小学生の頃からしていたことが、今バレエ団での活動に役立っていると思います。バレエ団でソロを踊れるのはほんの一握りのダンサーで、大半はコールドバレエとして群舞を踊ります。群舞があってこそ主役が引き立つので、とても大切な役割だと私は思っています。言葉がないバレエで、群舞を踊るには、相当な集中力と忍耐力、そして心を一つにすることが重要です。相手のことを感じる、という日常生活でも大切なことを学べたと思います。

Q4.京都聖母学院中学校へ進学された理由を教えてください。

幼稚園から聖母に通っており、友達の大半が内部進学だったこともあり、他校を受験することを考えたことはありませんでした。

Q5.今後の夢、実現したいことなどを教えてください。

まずは所属バレエ団のArtistに昇格することです。将来的に、バレエ教師としても活動できるようにたくさん経験を積みたいと思っています。また、バレエダンサーでありながら衣裳製作ができる、というのは私の強みだと思うので、衣裳の製作も積極的に活動していきたいと考えています。

Q6.後輩の子ども達へメッセージをお願いいたします。

自分が好きなこと、やってみたいこと、興味があることを見つけて、とにかく挑戦してみてください!たとえ一つでも、一生懸命のめり込むことができる何かが見つかって、それを続けていれば絶対に自分の強みになります!

 

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