卒業生VOICE

私たちが聖母小で見つけたもの

先輩たちに聞く、聖母小の6年間

聖母小総合コース (現総合フロンティアコース) を卒業し、京都府立医科大学医学部で再会した5名。医師を目指して奮闘中の先輩たちに、聖母小での思い出を聞きました。

北岡 建吾 さん
2011年度卒業生 帝塚山中学校・高等学校 卒業 京都府立医科大学 6回生
上杉 楓 さん
2010年度卒業生 大阪教育大学附属天王寺中学校・高等学校天王寺校舎 卒業 京都府立医科大学 6回生
清水 結衣 さん
2010年度卒業生 京都教育大学附属桃山中学校・京都市立堀川高等学校 卒業 京都府立医科大学 6回生
野一色 陽菜 さん
2011年度卒業生 京都女子中学校・高等学校 卒業 京都府立医科大学 6回生
山口 達生 さん
2011年度卒業生 東大寺学園中学校・高等学校 卒業 京都府立医科大学 6回生

聖母小で頑張ったこと、先生との思い出

合唱団で全国大会を目指したことです。近畿大会銀賞で惜しくも全国は逃したんですが、こんなに頑張ったことはほかになく充実した毎日でした。

私は小学5年生の時に海外から聖母小へ。初めての日本で、いろいろと戸惑う私にみんなが声をかけ、遊んでくれたことが嬉しくて今も覚えています。

6年生の時、担任の先生がおっしゃった「自分らしく輝きなさい」という言葉が強く印象に残っています。今でも何かを選択する時は、自分らしく輝くにはどうするべきかと考えます。

先生の言葉といえば「チャンスの神様は前髪しかない」(西洋の格言)は、想像すると愉快ですし、今は私の座右の銘にさせてもらっています。

僕は先生に叱られることが多くて、今も思い出すと赤面します(笑)。

でも、子ども扱いしないで一人の人間として接してくれたように感じますね。

視野を広げ、主体性・協調性を育てる学び

隣人を愛する、他人を思いやるというキリスト教の教えを通じた教育が今の自分にも活きてるなと感じます。

私も、戦争に苦しんでいたルワンダの人々を支援するボランティア活動に参加し、困っている人を助けることの大切さを学びました。身近ではない問題について考え、できることから取り組む経験は貴重だと感じます。

主体性と協調性の両面が成長できる環境だったんだなと思います。

感謝する心の大切さも学びました。周りへの感謝を忘れないことで、今も心穏やかに過ごせているなって。

振り返ると、聖母小での学び、出会った先生方や友人たちに大きな影響を受けて今の自分がいるんだと、改めて感じます。

人間関係を築き調整する力や基本的な学ぶ力、何かに一生懸命取り組む経験を聖母小で手に入れました。このことが、その後の私の幅を広げてくれたと思います。

小学校での6年間は人格を形成する貴重な期間。多くの子どもたちに、聖母小で充実した小学校生活を送ってほしいなと思います。

 

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