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2019年05月23日

「香里ヌヴェールの挑戦」(第33回)

「香里ヌヴェールの挑戦」(第33回)

皆様、こんにちは!
明日はいよいよ「西日本私立小学校教員研修会」が開催されます。
1,000人を超える先生方が来校される予定です。
とても嬉しいことです。

21世紀型教育の導入が決まってから、早や3年となります。
現場の教職員の皆さまと多くの苦労を重ね、
決して平坦ではない道を歩いてきて、
いよいよ明日は一つの集大成の日となります。

ヌヴェール会総長メール・ベルナデッタ・ゴーテは次のように言っています。
「知識の伝達ということは、軽視することのできない大切なことです。
しかし、学校は単に知識を伝達するための場ではなく、さらに保護者、教育者、生徒からなる学校共同体の中で、
人々とのかかわりにおいて生きることを学ぶ場であると言えましょう。(中略)
私は、かかる現代世界の中にあって、聖母女学院が建学の精神に忠実であるためには、
何よりも先ず、でき上った答を知って満足するのではなく、
真の問題意識を持つことを学ぶ場として考えられるべきではないかと思います。
(中略)
教育に当たる私どもは、あらゆる段階の生徒たちの心と精神を、
広く世界に向かって開かせ、その可能性に応じて、国内的・国際的諸問題や第三世界の人々に対する責任感に目覚めさせるよう努力して行きたいと望んでいます。
聖書の中には、「多く受けた者は、多く与えなければならない」と記されております。
実際、互いに分かち合うためでなければ、成長は一体何の役に立つでしょうか。」

この言葉を教職員一同深く受け止めて、明日の研修をやらせていただきます!

今までの小学校のやり方とは異なる点も多々あるかと思いますが、
「未来からの留学生」の子どもたちのことを考えて、プログラムを構成いたしましたので、
分科会などで意見交換をさせていただければ幸いです。

私も「21世紀型教育」という題で講演させていただきます。
私のあとは「英語教育」について西山校長からの講演もございます。

それでは明日よろしくお願いします!

・・・「香里ヌヴェールの挑戦」(第34回)に続く

「香里ヌヴェールの挑戦」(第32回)はこちら