校長ブログ

BLOG

2025年06月13日

ロザリオのお祈りを捧げました

 今朝は「ロザリオの祈り」の会が朝8時から聖堂でありました。ロザリオとはカトリック信徒が持つ環状のお祈りの道具のことですが、これを使って「主の祈り」を1回「天使祝詞」を10回「栄唱」を1回唱えるお祈りです。低学年の子どもたち、とくに1年生が数多く集まっていました。「天におられる私たちの父よ…」と声を合わせた祈りが、静かな聖堂に響きます。目を閉じ手を合わせた子どもたちと共に真剣に祈りを捧げるのは、とても心地よいものです。今日合宿から帰ってくる4年生SECの子どもたちの無事のためお祈りしました。

 また10時半から少人数での入試説明会を開催し、ご来校戴きました。私はご挨拶で「将来の進路を考えるうえでどこの高校に行くかは大切です。しかしそれ以上に、子どもたちが『こういう勉強がしたいから、この高校に進学させてください。』と、やりたいことを決めて、親に手をついてお願いできる子どもを育てることの方がずっと大事です。中学を卒業して働く選択もあるのです。高校に行くのは当たり前ではありません。そういう子どもをご家庭と一緒に育てたいのです。」とお話しました。高い学力をつける事は大切なことですが、やりたいことが見つからない、わからないのでは困ります。本校ではしっかりと身につけた知識を使って様々な体験活動をする中で、「自分で選ぶ」ことを重視したいと考えています。そして何よりも真の優しさと勇気を持った人間を育てるために、賛同してくださる保護者の皆さまにご入学戴きたいとお話しました。授業見学では子どもたちが明るい笑顔で迎えてくれました。「子どもらしいですね。」戴いた言葉がとても嬉しかったです。