校長ブログ

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2025年06月17日

保護者会総会がありました

 今日は10時より保護者会総会があり、小学校と中学高等学校の保護者の皆さまにお集り戴きました。挨拶の中で、「6か年を通して、どのような時にも自分で正しいと思う行動を実行できる優しさと勇気を持った子どもを育てることを目指しています。」とお話し、小学校の特長である多くの体験合宿などについてお話いたしました。昨年からオーストラリアへのホームステイも再開、今年からは1年生の校内合宿も再開いたします。28日(土)には年長児対象のプレテストも随時受付をしておりますので、保護者の皆さまよりお一人でも多くの方々に本校をお勧めいただきますようにお声かけをお願いいたします。

 総会の後半では、知窓学舎塾長・教養の未来研究所所長の矢萩邦彦先生の講演がありました。矢萩先生のお話では、子どもたちは1日の大半を過ごす場所や、大半を一緒に過ごす人の影響を受けて成長・変革していくものであり、小学校では家庭が、また中高では学校・塾・予備校などでの教師・友人が探究的であるかどうかが重要であると話されました。生成AIが飛躍的に進化する今、ますます求められる能力として「想像力」「編集力」「国語力」を挙げられていました。中でも「国語力」は最重要であるとのことです。印象に残ったのは、『一番大事なことは「やりたいことがあること」つまり主体性である。』と言い切られていたことです。いくら偏差値が高い学校に行っていても「やりたいことがわからない」生徒が多くいることを聞くにつけ、矢萩先生の主張には非常に共感しました。以下に矢萩先生の著書を以下にご紹介します。ご興味がございましたらどうぞ読んでみてください。

子どもが「学びたくなる」育て方   ダイヤモンド社

正解のない教室           朝日新聞出版

超中学受験論            二見書房(おおたとしまさ氏と共著)