校長ブログ

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2026年01月16日

祈りの集いがありました

 今朝は始業前に今学期最初の「祈りの集い」がありました。

 今日の司式は2年生の乾先生でした。アルバという白い祭服を着た乾先生を中心に、教員も含め70人ほどの参列者が心静かに祈りを捧げました。先生からは朗読された聖書にあった『常に喜べ』という箇所から、「どんな時も喜びましょう。嬉しいことがあった時だけではなく、悲しい時、辛い時もいつも喜びましょう。悲しい出来事や辛い出来事にも必ず意味があるはずです。」とのお話しがありました。『常に喜べ』というメッセージは確かに聖書の中心にあるのですが、なかなか簡単に受けとめられないメッセージでもあります。

 明日は1995年に起きた阪神淡路大震災から31年目を迎えます。6434人の死者、行方不明者3人を出した甚大な災害でした。以降、2011年の東日本大震災をはじめ2024年の能登半島地震他、風水害も含めると毎年どこかで多くの死傷者が出て苦しんでおられる方々がおられます。こんなに辛く悲しい時に、この『常に喜べ』というメッセージにはどういう意味があるのか?そんな疑問をある神父様に尋ねたことがあります。神父様はしばらく目をつむって考えた末次のような話をされました。「難しい問いですね…私にも答えることはできません…しかしとても大切な問いです。災害で多くの人が亡くなる…それ自体は決して喜ぶことではありません。しかしそのことを通じて自分が生きている意味や目的を改めて見つけ、今を大切にして生きよう、と動いた人も沢山いるはずです。まして大切な身近な人の死は残された者の生き方に大きな意味を残します。共に過ごした日々の大切さから多くのことを学ぶはずです。そのような意味があるとは考えられないでしょうか。」

 今日は5年生が合宿から帰ってきます。また明日は多くの6年生が中学校の入学試験に挑みます。改めて5年生、6年生のために祈ります。