学年ミサ(2年、3年)、大天使の祝日(9月29日)

今日は、2年生と3年生の学年ミサを聖堂で行いました。昨年まではZOOMでのミサでしたが、今年は学年が集まって、心をひとつにしてみ言葉に耳を傾け、聖歌を歌い、祈りを捧げました。

ミサの意向(何のために、誰のために祈りを捧げるのか)は、2年生は「どんなときでも、認め合える仲間になろう」、3年生は「互いに協力して生活するために、自分と違う意見も受け入れよう」でした。

カトリック香里教会の昌川神父様が司式をしてくださり、意向に応じてお話をしてくださいました。

●2年生

神父様のお母さんが100才で亡くなりになりました。年老いてからは寝たきりで、声が出なくて、でも耳は聞こえました。亡くなる前に、神父様がお母さまの耳元で「お母さんが逝ってしまうと寂しくなるけれど、残された兄弟8人で仲良く生きていくからね。」と言いました。すると、お母さんが、急に「あー」と声を発しました。声の出なかったお母さんの声が出た。その時、お母さんが一番大切にしてほしいことは、兄弟が喧嘩しても仲良くということなんだとわかりました。世界中の人が仲良くすることは、神様が一番喜ぶことです。学校の創立者は、みんなが神様の天使になるように、競争して偉くなるのではなく、世界中の人が仲良くなれるように天使の心を育てることを望んでおられます。心の清い人になってください。喧嘩をしても許せる人になってください。

●3年生

聖書の話

主人が3人の僕に自分の財産を預けた。それぞれの力に応じて一人には5タラントン、一人には2タラントン、もう一人には1タラントンを預けて旅に出た。5タラントン預かったものは、商売をして5タラントンもうけ、同じように2タラントン預かった者もほかに2タラントンをもうけた。しかし、1タラントン預かった者は、出ていって穴を掘り、主人のお金を隠しておいた。かなり日がたってから主人が帰ってきて、5タラントンと2タラントン預けた者には「忠実な良い僕だ。よくやった。お前は少しのものに忠実であったから、多くのものを管理させよう。主人と一緒に喜んでくれ。」と言った。1タラントン預けた者には、「怠け者の悪い僕だ。私が蒔かない所から刈り取り、散らさない所からかき集めることを知っていたのか。それなら、私の金を銀行に入れておくべきであった。そうしておけば、帰って来た時、利息付きで返してもらえたのに。さあ、そのタラントンをこの男から取り上げて、10タラントン持っている者に与えよ。」神様の財産は、みんな同じ価値がある。5タラントンなら5タラントンの仕事をするように。2タラントンなら2タラントンの仕事をするように。

今日は3人の大天使のお祝い日。聖ミカエル、聖ガブリエル、聖ラファエルの祝日です。ミカエルは悪魔と戦いました。ガブリエルは神様の言葉を伝え全世界を守りました。ラファエルは神様の薬をもっていました。それぞれの仕事をもらって花を咲かせました。みなさんも世界の平和の天使になってください。

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