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3年 3年生 巻き尺を使って

3年生の算数では、長さの学習をすすめています。今までは、15㎝や30㎝のものさしで長さを測ることが中心でしたが、もっと長いものを測る道具の一つに「巻き尺」があることを知りました。巻き尺の利点としては、まっすぐなものだけでなく、丸いものも測ることができます。この巻き尺を使って、学校の色んなところの長さを測る授業をおこないました。

教室のはしからはしまでは、何mくらいあるでしょうか。子どもたちは、5m~10mの間と予想しました。まっすぐに巻き尺を伸ばして、壁に対して90度にのばして目盛りを読んでいきます。結果は8m23㎝でした。「意外に長いなあ!」と驚きの声があがりました。

次に、学校の中の丸いものをイメージすると、ピロティの柱が頭に浮かんだようです。ここでもまず予想をしてみます。あの柱のまわりの長さはどれくらいでしょうか。丸いものの長さはイメージが難しいようです。「2m?」「いや4mくらいあるんちゃう?」様々な声があがります。
ぐるっと巻き尺を1周させるには、1人だけではできません。みんなで巻き尺を固定しながら目盛りを読んでいきます。結果は2m84㎝でした。かなり予想と近かったようです。

最後には、ピロティのはしからはしまで測ってみます。これはとても長そうです。何mあるでしょうか。30mの巻き尺では足りませんでした。そこで50m巻き尺を用意して、一気に伸ばしてみます。なんと35mありました。これにはとても驚いたようです。普段通っている場所でも、こうして測ってみると新たな発見がありました。

実際に道具を使って測ってみるという体験は、量感を養うという点でとても良い学習になります。こうした授業をこれからも続けたいと思っています。