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2年 2年生 参観日

今年度初めての低学年参観が行われました。
学級懇談では、アフターコロナでの集団生活に慣れていかなければならないことや、時間を守る大切さを子どもたちに実感してほしいことなどをお話しました。また、学習の基軸となる算数、国語は重点的に習熟を行う旨お伝えしました。

参観授業は、4クラス共に国語です。「ともだちをさがそう」という教材を使って、大事なことを落とさずに話したり聞いたりする学習を行いました。
迷子アナウンスを聞き、遊園地のイラストに描かれたたくさんの人たちの中から探し出します。
まずは、大事なことを聞き落とさないために、メモの取り方を学びました。メモは、できるだけ短い言葉で書きますが、ノートを書くようなスピードでは追いつきません。耳から入った情報を、脳内で単語に変換して鉛筆を動かします。
初めての作業に戸惑う子どもたち。「え〜!1つしか書けてない〜。」「ちょっと待って待って!」と、オロオロ…。
でも、回数を重ねるとコツを掴んだらしく、メモ書きに慣れてきました。メモした情報から見事に迷子を探し出しました。
次は、自分で迷子を設定してアナウンス原稿を書きます。イラストを見て、「迷子」の特徴を考えました。髪型、衣服、カバン、持っている物など、分かりやすい情報をまとめて、いざアナウンスに挑戦です。
「ピンポンパーン」とチャイムを鳴らして、みんなに聞こえる声で迷子のお知らせをします。気分はアナウンサー。聞き手の子どもたちは、一生懸命にメモを取っていました。
話し手と聞き手の役割を同様に経験し、お互いを尊重し合える学習を今後も目指していきます。