ニュース&トピックス

2年 2年生 遠足「京都市動物園」

天候は不順ですが、午前中はなんとか持ちそうなので遠足に行くことにしました。
子どもたちは待ちに待った遠足でウキウキワクワク。いつもより元気で、この曇天すら跳ね飛ばしそうです。

前日からおやつのこと、お弁当のこと、そして行く動物園のことを楽しそうにお話ししていた子どもたち。今日という日を本当に心から楽しみにしていたことが伝わってきました。

2年生の遠足のポイントは2つ。「動物園で働く人の話を聞く」と「動物の不思議を観察する」ことです。

京都市動物園に行ったことがある子どもはたくさんいますが、その中でも飼育員さんの話を聞いたことある人は少ないはず。
さまざまなところで働く人について知ってほしい。そして、その思いを知ってほしい。国語の学習でもうすぐ『どうぶつえんのじゅうい』も行うので、本物を知ってほしい。そう考えて飼育員さんから獣医さんのお話を聞くことにしました。



動物園の飼育員さんは子どもたちに優しく、そして詳しく、動物が動物園で暮らしていくために獣医さんができる最良の手助けについて話してくれました。
獣医さんの仕事は思ったよりも多く、動物のためにたくさんの仕事をしていました。
最後には本物の獣医さんが登場。たくさんの質問をして獣医さんや動物園について詳しくなりました。

京都市動物園は動物を育てるだけでなく、種の保存、そして、長生きをしている動物たちの見守りを行っています。動物園で行われる研究が今後の私たちの生活に関わるかもしれません。
「あなたは何ができますか?」
「あなたは何からはじめますか?」
これを心に銘じて動物のために、私たちの世界のために、そして、この地球のために何かして行かなければならないと感じました。

心のこもったお弁当を食べたあと、紹介された動物や見たいと思っていた動物のところへ向かいました。
ここでは動物についてスケッチをするはずだったのですが、あいにくの天気。屋根のない場所では心のスケッチブックに描き込んで、お家で完成させることにしました。
今回見て気づいた「動物の不思議」は、学校に帰った後でプレゼンテーションにする予定です。本物を見て、調べて作るプレゼンテーションがどんなものになるか楽しみです。



楽しかった時間もあっという間。もう帰る時間となりました。
子どもたちはもう少し見ていたかったようですが、またおうちの方と訪れて、動物についてさらなる興味を持ってほしいと願っています。

「今、私たちができること」
それは一体なんでしょう。
「なにから始めたらいいのか」
一緒に考えて、明るい未来を創っていきましょう。
この体験が子どもたちの心に波紋となって広がることを願っています。