2024.10.31 │3年 3年生 お豆腐作り体験!~総合フロンティアコース~
3年生では、国語科「すがたをかえる大豆」を学習しています。そこで、総合フロンティアコースでは、総合学習で取り組んでいる「京都の食おうえんたい!」とも関連させて、お豆腐作りについてより学びを深めることにしました。
国語の教科書を初めて読んだときから、今日のお豆腐作り体験を楽しみにしていた子どもたち。まずは工場で作られているお豆腐がどのように作られているかを写真と共に説明していただきました。実際に大豆を触ったり、水にもどすだけで大きさが変わった大豆を見たり、おからや湯葉に変身したものを教えてもらったりしました。子どもたちはどの瞬間も驚きと発見の連続です。
実際にお豆腐作りが始まると、「本当にこれがお豆腐になるのかな?」「上手に作れるかな?」と心配そうな様子。にがりをお豆腐に入れる瞬間は、どの子も緊張気味です。入れたら3秒!!「まる、まる、ばってん、まる!」と教えてもらった混ぜ方で混ぜていきます。混ぜ終わると、やっと一安心!ふたをして、固まるまで待ちます。
待っている間に、お豆腐を固めるためのにがりを味見しました。「え!苦い!!」「私はちょっと好きかも!」「なんだか海の味がする!」とたくさんの呟きが出てきます。
いよいよお豆腐ができているか…ドキドキの瞬間がやってきました。蓋をあけてみると、「わあ!固まってる!」「すごい!!」とあちこちから感動の声が聞こえてきました。食べてみると、その感動がさらに大きくなり、「おいしい!!おいしい!!」と笑顔が溢れました。
「作る人によって、味が変わるよ」と教えてもらった子どもたちは、お友達のお豆腐とも食べ比べをしました。「私のは、少し苦かったけど、お友達のは全然苦くなかった!」「お友達の、すっごくおいしかった!」「しっかり固まっててすごいと思った!」と作り手による違いも感じ取れた様子でした。
自分が作った世界で一つだけのお豆腐はとてもおいしかったようで、ぺろりと完食する子どもたちもたくさんいました。「今までお豆腐は苦手だったけど、今日作ってみて好きになった!」「材料を買って、お家でも作ってみる!」という声もたくさん上がりました。
今日の体験学習をまた国語科や総合学習の取り組みに活かしていけたらと思います。