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3年 3年生 出張授業『インターネットを安全に使うために』

本日は京都府警察のサイバー対策本部の方をお招きし、インターネットを安全に使うためのお話をしていただきました。

子どもたちは登下校や学習など、普段の生活の中でキッズ携帯やiPadなどの機器を使用しています。これらの機器は便利であり、時に楽しいものではありますが、そこには様々な危険が潜んでいます。今日はいろいろなケースを、子どもが主人公の親しみやすいストーリーでお話していただき、そこからどこに危険が潜んでいるか考えました。

 

「大事なのは使い方」をテーマに、本日お話していただいたのは大きく3つのことです。

1つ目は「勝手に送信しない」ことです。

遊んでいた友だちの写真をその相手の許可なく撮影し、それをSNSにアップしてしまったという事例から、プライバシーに関するお話を聞きました。

写真を撮ったりSNSにあげたりするときには、「相手の気持ちを考える」ということがとても重要だということを教わりました。ネットのトラブルは、このような写真をめぐるトラブルが最も多いのだそうです。

 

2つ目は「ネットの友達」についてです。

ゲームを通じてできた友達とメッセージのやり取りをしているうちに「今度会おう。」と言われた事例です。

ネットの友達はどんな人か分かりません。つまり、どんな事件に巻き込まれるか分かりません。

子どもたちにこのような場合どうするか署員の方が尋ねてみると、ほとんどの子どもたちが「会わない」と答えていました。改めてこの大切なことを意識するために「絶対に会わない!」とみんなで声に出して言いました。

 

最後はメッセージアプリ内での「友達とのトラブル」です。

けんかをしてしまった相手に対して、別のメッセージグループを作って悪口を書いたという事例です。

1つ目の「相手の気持ちを考える」ことにも通じますが、「自分が言われて嫌なことは書かない」こと、そして「ネットの悪口もいじめになる」ことを確認しました。

もしトラブルになって悩んでいたら、一人で悩まず、家族や先生などにすぐ相談することが大切だとも教わりました。ただし!「ネットの友達には相談してはいけない」ということもしっかり付け加えられました。

 

3年生の子どもたちは、今日の出張授業を通して、身近で便利で楽しいからこそ、きちんと決まりやマナーを守り、責任をもって安全に取り扱うことの大切さを学びました。