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4年 駅での国際交流

毎週水曜日は集団下校を行います。
駅でいつもは静かに電車を待つのですが、ふと目の前に困ったような顔をした外国からの旅行客の方がいました。
国際コースに通う4年生の子どもたちはいてもたってもおられず、声をかけたようです。
話を聞くと目的地に行くための電車に困っていた模様。どっちのホームから乗れば良いのか、どこで降りれば良いのか、子どもたちは英語を使い、一生懸命説明して、相手の方々は大喜び。
教員が大丈夫ですか?と声をかけると、「子どもたちに教えてもらいました。助かりました。」と感謝されていました。
すると、1人の男の子が「Where are you from?」と尋ねました。旅行客の方々は「From Italy.」と答えてくださり、その子は大喜び。
旅行客の方はその子の喜ぶ様子に驚きながら、「イタリアの何が好きなの?サッカー?」と聞かれると、「僕はピザとパスタが好き!」と会話になりました。
最近、社会で世界の国々を勉強し、世界の国の名前に興味を持ち始め、さらにワールドカップなどで聞く国歌にも興味を持つ子どもが増えています。
その中でイタリアの国家を歌いたくなったその子は、「National songを歌ってもいいですか?」と駅で国歌を披露しました。みなさん、旅行先で国歌を聴いてすごく喜んでくださり、拍手をしてもらいました。

このような機会を持ち、子どもたちの成長を目の当たりにできました。国際コースで学ぶ子どもたちの目指す姿は、このように臆せず触れ合い、英語を使えるところにあると思います。
今は待降節。こんなところで心のプレゼントができた子どもたちを褒めてあげたいと思ったひと時でした。