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4年 4年生 理科「金属の温まり方」

2学期から理科室を使用して実験を行うようになった4年生。今回は、金属の熱の伝わり方を調べます。
フライパンや鍋など調理道具は金属でできています。道具全体が金属の物もあれば、ハンドルの部分が金属ではない物もあります。「目玉焼きを作る時に、フライパンを火にかけてすぐに卵を入れてもジュッて言わないな。」「お好み焼きのヘラを鉄板の上にずっと置いていたら、気が付いたら持つところまで熱くなっていた。」など、普段の生活を想起して金属の熱伝導の様子を予想します。
理科室に移動して早速実験です。まずは、四角い金属板の角を熱します。ろうが薄くぬってあるので、熱されると溶けていきます。端の方からゆっくり弧を描くようにろうが溶けました。「わぁ!扇形に溶けていってる!」とあちこちで感嘆の声が上がります。
次は切り込みを入れた金属板でチャレンジです。こちらも同じように端からゆっくりと溶けました。切り込まれて距離が一番遠いところはなかなか溶けません。
最後に金属棒です。「端から温めたい」という班と「真ん中から温めたい」という班がありました。結果、どちらも熱した部分から外に広がるようにろうが溶けていく様子を確認できました。
実験では、班活動で協力することも重要な目標です。今回もガスコンロの点火や消火、道具の準備や後片付けなどテキパキと行動できて素晴らしかったです。